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バタ足は必要?
これは賛否両論あるようですが、ナギスケ的にはバタ足はアリだと思います。
必須ではありませんが使う場面によっては効果的です。
逆に言うと使うべき場面でないのにバタ足をしても全く効果はありません
それどころか逆にバランスを崩したりしやすくなり逆効果になる場合もあります。
ではどういう場面でバタ足をすると効果的かを説明します。
まず下の図を見てください。

@ A

@の場面とAの場面の両方でバタ足をしたとしてどちらが効果的だと思いますか?
答えはAです。では、その理由を含めてバタ足の実際の働きを説明します。

まず、サーフィンの場合のバタ足は水泳と違ってヒザから下だけを動かします。
理由はやってみると分かると分かると思いますが、水泳のクロールのバタ足と
違ってサーフィンの場合は体の下にボードがあるのでヒザを伸ばした状態で
足の付け根を動かすようなバタ足は当然できません。従ってヒザから下だけを
動かすバタ足になります。
ということは@の場面でバタ足しても水面を上から下にたたいているだけ
なので前へ進む推進力は得られません。ハッキリ言って無意味です。
Aの場面だと

この図は分かりやすくするためちょっと極端ですが、こんな感じで波の壁を
蹴るので前への推進力が得られます。イメージ的には波のフェイスを
後ろに蹴る
って感じですね。
少しテールが持ち上げられた段階以降はバタ足が有効になります。

でも基本的にはパドリングのみでテイクオフできるのが理想です。
僕は板が落ちるか落ちないかっていう時に4、5回バタ足を入れるようにしてます。
するとグイッと前に板を落とすことができます。

あと、バタ足には水面をキックすることによりテールを浮かせて板を落ちやすく
する効果もあると思います。


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